PERSONS

先輩社員紹介

プティマイン
店舗スタッフ

S・K

2020年入社

どのような学生生活、就職活動をしていましたか?

大学では文学部で日本文学を学んでいました。
卒業論文で子どもをテーマとした江戸時代の書物について研究していましたが、特に保育や教育、衣服についての勉強はしていません。
大学進学のために上京し親戚と同居することになったのですが、同時期に親戚に双子の赤ちゃんが生まれました。さまざまなことを手伝う中で子育ての大変さを目の当たりにし、あっという間に成長してしまうかけがえのなさ等、身をもって実感しました。
その経験から、社会人になったら子育てに励む親御さんの力になりたい、子どもと関わることができる仕事に就きたいと強く思うようになりました。就職活動はそういった思いを軸に行いました。

ナルミヤを志望した理由、入社の決め手となったことは何ですか?

会社説明会にて、企業理念や先輩社員のお仕事エピソードを聞いたことが決め手となりました。
就職活動中「自分の好きなことを仕事にしない方がいい」という言葉をよく耳にしていたことから「子どもが好きだから」「力になりたいから」という自分の理想に、ギャップを感じてしまわないか不安でした。しかし、そんな不安もなくなるくらい先輩社員の方々がとても生き生きとされていて、この会社なら接客を通してお子さまやそのご家族の方とたくさん関わることができる。そして、お洋服を通して力になることが出来ると確信しました。
また、選考を重ねる度にナルミヤの他の企業とは違う社員のあたたかさを感じました。面接前には緊張がほぐれるように人事の方が言葉をかけてくださり、面接中も終始和やかな雰囲気でリラックスして臨むことができました。
どの企業よりも、ありのままの自分を出せた事がとても印象的で「この会社で働きたい」と思えました。

入社してから経験してきたお仕事内容を教えてください。

入社したばかりの頃は、自分の接客スタイルが見つかるまで苦戦しました。定期的に行われる店長やマネージャーとの面談で相談し、改善した方がいい所、伸ばした方がいい所など悩みに寄り添ったアドバイスをいただき、それからは自分らしく接客が出来るようになりました。
学生時代に4年間花屋でアルバイトをしていたので、はじめは花束をつくることも、お客様のコーデをつくることも似ていると思っていたのですが、予め決められた予算の中でつくる花束に対して、お洋服はご提案をして気に入って頂ければ更におまとめに繋がることから、接客の攻めの姿勢が異なることに気づきました。
お客様と楽しくお話することはもちろんですが、会話から好みやご要望を引き出し、その中でプラス1点、2点とおまとめしていただけるように、こちらからアプローチすることを心がけています。

現在の所属部署の業務内容・ミッションについて教えてください。

お客様に笑顔になっていただけることが、販売員にとって一番大切なミッションだと思います。
性別年代を問わず「親しみやすい販売員」を目指して、セルフプロデュースしています。お客様にとって話しかけやすいスタッフか、安心してお買い物ができる雰囲気をつくれているか、常にお客様の立場に立って意識します。
お子さまとも仲良くなれるように積極的にお話をして、コミュニケーションをとります。心を開いてもらうことで、お子さまにとって飽きてしまいやすい「お買い物」が「たのしいこと」に変わるだけでなく、親御さんもスムーズにお洋服を選ぶことが出来ます。そのために、学校で流行っていることをリサーチし、お子さまに人気のキャラクターをチェックしたり、ブログの投稿などでお話した会話や思い出を振り返るようにしたりしています。

仕事をする上で求められるマインドや姿勢、スキルを教えてください。

観察力が必要とされます。お客様が探されているアイテムはもちろん、どのような接客が求められているのか、ニーズに近づけるように探ります。
表情や視線、店内を歩く速度などからお客様の動向パターンを掴みます。
緊張されている方には声のトーンを下げ、ゆっくりお話しをすることで安心感を持ってもらえるように。日々のストレスをお買い物で発散しに来られている方には、テンションを合わせて楽しい時間をご提供できるように心がけています。

S・Kの1日

  • 10:30出勤、連絡事項、前日の売上、当日の予算確認
  • 10:35接客、納品確認、ストック整理
  • 14:00休憩
  • 15:00接客再開、売り場のレイアウト変更
  • 18:00午後休憩
  • 18:30ブログの画像加工や記事の入稿、備品補充
  • 19:30引継ぎ、退社

ナルミヤでの仕事のやりがいや魅力を教えてください。

接客につかせていただいたお客様の反応を直接受け取ることが出来るのは、現場の醍醐味だと思います。
現在勤務している店舗が地域密着型の店舗ということもあり、定期的に通ってくださるお客様と信頼関係を築くことができます。ご購入いただいたお品物や、その時の会話の内容を覚えておき、次回またお会いできた際、お買い物をより楽しんでいただける様に意識しています。そうした積み重ねからお客様との心の繋がりが深まり、顧客様ができることはとても嬉しく、この仕事の魅力だと思います。
また、お子さまの成長を見届けられることも、子ども服の販売員として喜ばしいことです。年数を重ねて、みるみるうちに大きくなるお子さまに「自分も更に成長できるように頑張ろう」と元気をもらっています。

仕事上での感動したエピソードを教えてください。

入社してからたくさんの接客をしてきましたが、お客様から頂いた嬉しいお言葉はひとつひとつ大事に胸へしまってあります。
「何を買ったらいいのか分からない」と戸惑いながらご入店されたおじいちゃま、おばあちゃまに提案をしながら一緒にお洋服を選び、帰り際「あなたのおかげで今日が良い日になりました」と言っていただけたこと。出会ってから数ヶ月、ずっとパパの後ろに隠れていた恥ずかしがり屋のお子さまが、ある日物陰からじっと私を見ていて「今日はお姉さんに会うと言って聞かなくて」と、会いに来てくれたこと。
他にもたくさんあるのですが、お客様から「またお姉さんに会いに来ます」と言っていただけるだけで、泣きそうになるほど嬉しくなります。

今後のキャリアプランや、これからナルミヤでチャレンジしていきたいことについて教えてください。

販売のお仕事はもちろん、新しい事にもどんどん挑戦していきたいです。
VMD のお仕事や、本社のイーコマースやプレスなどの WEB 系のお仕事にも興味があるので、いつか挑戦できたらと思っています。
そして、入社時から自分を成長させてくれているナルミヤに恩返しがしたいと考えています。お子さまとそのご家族をはじめ、あらゆる人の為に力となり、ナルミヤを通して社会に貢献していきたいです。

ナルミヤを目指す方にメッセージをお願いします。

就職活動をする中で、自分のやりたいことがなかなか決まらず焦ることもあると思います。
何の為に、誰の為に働きたいのか、社会とどのように関わっていきたいのかを明確にすると、これから進みたい道が見つかりやすいと思います。
繰り返しになりますが、私は子育てに励む親御さんの力になりたい、子どもと関わることができる仕事がしたいという気持ちからナルミヤに入社しました。今でもその気持ちは変わっておらず、日々自分の成長を実感しながら働くことができるナルミヤに入社してよかったと感じています。
人の為に働きたい、人との関わりを大切にしていきたいと思う人にはぴったりな会社だと思います。